シャイニング記念ご機嫌ポーズの通り道

酸素を生み出す光合成細菌のシアノバクテリア



地球上に生命が誕生した初期のころから存在し、光合成によって酸素を生み出すつづけた原核生物であるシアノバクテリアは、植物と同じように光合成できる光合成細菌として注目されています。

植物では日照時間が少なすぎて酸素を供給できないような環境でも、シアノバクテリアは酸素を生産できるのだそうで、植物ができない遠赤外線や近赤外線の光からも光合成ができ、光のほとんど届かない海溝の底であっても可能なのだそうです。

遠い将来に地球から他の惑星へ移住を考えた時に、酸素が十分に存在しない星へ光合成細菌のシアノバクテリアを持ち込むことで、太古の地球でおこったように酸素を供給しつづけ、人間が呼吸するに十分な酸素を作り出してくれるかもしれません。

もしかしたら、地球の酸素を供給しているアマゾンなどの森林の減少による酸素の減少を食い止める存在に、今後の研究によってはなるかもしれません。